はたらく魔王さま!コミカライズ第8巻の表紙
(引用:柊暁生(著)『はたらく魔王さま!』 第8巻 表紙 KADOKAWA発行)

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柊暁生(著)『はたらく魔王さま!』 第8巻

前巻のレビュー記事はこちら。

表紙は新キャラの大黒天祢。真奥たちの住むアパートの大家・志波美輝の姪にあたる人物です。
第8巻に収録されているのは第38話~42話まで。

中表紙は千葉まで行くことになった真奥と恵美や千穂たち。

千葉まで行くことになった真奥と勇者たち
(引用:同書)

職場も家も追い出される

アラス・ラムスの一件がとりあえず落ち着いた真奥。と思ったら、いきなり職場であるマグロナルドが閉店されることを知り驚愕します。 あ あ どうやら店舗拡張にともなう一時的な閉店だそうですが、真奥も聞いているハズがアラス・ラムスの件で落ち込んでいる時だったために上の空だったようです。

さらにアパートに帰ると、今度は翌日にはアパートを引き払わなければならないことになっていると知って、さらに驚愕します。

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(引用:同書 23ページ)

こちらは老朽化に伴う改修工事のためらしいのですが、志波美輝からの通知を読んでいなかったために知らなかったようです。
が、志波美輝は中々粋な計らいを用意しており、千葉で姪がやっている海の家に住み込みでバイトしないかと言ってくれたのです。

これを聞いてさっそく姪である大黒天祢に連絡を取る真奥。めでたく海の家で働くことが決まりました。

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ついていく人たち

さて、勤務先は犬吠埼だそうで、笹塚からはずいぶん遠くになりました。
そこへ真奥・芦屋・漆原の三人が向かうのですが、なぜか途中で千穂や恵美・鈴乃が合流することに。

どうやら千穂は今の真奥たちや恵美たちの関係がわりと危ないバランスで成り立っていると考えているらしく、それを壊したくないために今回真奥たちについていく事にしたようです(最も千穂が一緒にいるのは2泊だけですが)。

恵美たちはというと、真奥の監視と千穂の身を守ることができるので一石二鳥と考えてもいるらしい。
ただこちらも仇敵であるとはいえアラス・ラムスのことがあるからか、真奥については複雑な感情をもっているらしく、現状を壊したくないという千穂の考えに少なからず賛同しているようです。

とにかく犬吠埼までやってきた真奥たち。そこで志波美輝の姪・天祢と会うのですが、これがまったく似ていない。

はたらく魔王さま 大黒さん登場
(引用:同書 93ページ)

どんなのが出てくるかと怯えていた真奥たちは肩透かしを食らった感じです。
人物的には悪くなさそうですが、この人もエンテ・イスラの関係者だったりするんでしょうか?

真奥の手腕

天祢に案内されてやってきた真奥の職場になる海の家ですが、オープンが明日だというのにやたらとボロっちいです。

真奥たちがたどり着いた海の家はボロボロ
(引用:同書 103ページ)

天祢は本業が別にある即席店長のため、実際どうしたらよいかわからないらしい。
そこで真奥は大入りを目指して海の家を修繕することに。

掃除の仕方とか客の回転率を上げる方法との他にも、客が店に来た時の心理状態などよく計算しています。
少ない時間とお金でできる最善を尽くそうとしているのがよくわかって意外に勉強になりました。

そしてアフターの姿がこちら。それっぽく見せるのには成功していますね。

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(引用:同書 142ページ)

予想もしない出会い

さて、お店の準備もとりあえず終わり夜に浜辺で花火をする一行。
ですが、霧が出てきたために早々に家に帰ることに。この辺は実際の浜でも同じなんでしょうかね。

そして下宿先に戻った真奥たちでしが、そこで思いもしなかったものと出会います。

魔王軍の幹部の一人、カミーオ
(引用:同書 163ページ)

それはエンテ・イスラでの真奥たちの仲間である悪魔大尚書カミーオでした。
なぜ悪魔がこちらの世界に現れたのか・なぜカミーオがボロボロだったのか・なぜ悪魔の姿のままなのか、など謎が深まるばかりですが、これらの謎は次巻以降明かされることでしょう。

それにしてもカミーオが縮んだ姿は可愛らしいですね。重厚な雰囲気が漂う本来の姿とは真逆です。

感想

職場や住む場所など大きな転換をした第8巻ですが、まさか悪魔まで出てくるとは思いもしませんでした。
わざわざ真奥が移動したその先に出てくるとは、果たしてご都合展開なのか必然があったのか、その辺も気になってしまいます。

また恵美と真奥の関係もアラス・ラムスがいるために大分変化したように感じます。
恵美の心情は複雑でしょうが、敵である真奥に対して最終的にどんな決断をするのか、物語の結末が今から楽しみです。
しかし恵美がどんな決断をするにしても、千穂にとってはあまり良い未来がなさそうな気がしてしまいます。
恵美と真奥がくっついても敵対しても千穂は苦しいでしょうから、それ以外の選択肢が出てくることを期待しています。

あとはこのコミカライズがいつまで続くのか。アニメの第二期はまったく音沙汰ないですし、コミックスの発売を楽しみにしているので、できれば最後まで発売して欲しいところです。