機動戦士ガンダムサンダーボルト第6巻の表紙はゴッグ
(引用:引用:太田垣康男(著)『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 第6巻 小学館発行 表紙)

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太田垣康男(著)『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 第6巻

前巻のレビューは以下の記事を参考にしてください。

第6巻では第44話~52話までを収録。

表紙はカウフマン少佐のゴッグ。この巻では極寒の南極でのバトルが展開されます。
中表紙のカラーは以前スペリオール本誌の表紙を飾ったアトラスガンダムでした。

カラーページに登場したアトラスガンダム。全身がよくわかるシルエット
(引用:同書 中表紙)

こうしてみるとアトラスの特徴である球体関節が良くわかりますね。
さらにカラーページにはアトラスガンダムの武装が載っています。

機動戦士ガンダム サンダーボルトに登場するアトラスガンダムの全武装。
(引用:同書カラーページ)

レールガンやサブレッグなど、アトラスガンダムに特徴的な武装が紹介されております。
武装もそうですが、個人的にはこのカラーリングがテスト機っぽくて気に入っております。

南極の死闘

連邦のスパルタンはリユース・P・デバイス装備 高機動型ザク(通称サイコザク)の研究が続けられているという南洋同盟支配地域に向けて進軍していました。

スパルタンには要塞モードというのがあるらしく、スパルタンを中心に上空と海中をそれぞれ哨戒しながら航行することができるようです。
ガンダムの世界にある戦艦って敵のマトになることばかりでしたけど、このスパルタンは色々細かいギミックがあって面白いですね。

南洋同盟支配地域に進軍するスパルタンでしたが、海中を哨戒していたスパルタンの揚陸艇1機がジオン残党軍の攻撃を受けます。

南極で連邦軍を攻撃するゴッグとズゴック
(引用:同書 24~25ページ)

攻撃してきたのはカウフマン少佐の駆るゴッグとその部隊。
スパルタンの揚陸艇1号「クラクス」は彼らの攻撃により不時着を余儀なくされてしまいます。

またカウフマン部隊の迎撃に出た連邦のMS部隊はほとんどが壊滅。ただ一人ビアンカ・カーライル少尉の乗るガンキャノン・アクアだけが奮戦します。

ガンキャノンアクア対ゴッグ。
(引用:同書 40~41ページ)

そのビアンカもカウフマン少佐の攻撃を受けますが、これに反撃。なんとか相打ちに持ち込みます。
その結果命は助かりましたが、極寒の地でMSを降りるハメに。
そんな状況の中で、カウフマン少佐のズゴック部隊に取り囲まれてしまうビアンカ。絶体絶命の状況で助けに来たのは、新装備レールガンを持ったアトラスガンダムでした。

アトラスガンダムフル装備状態。レールガンをかます
(引用:同書 122~123ページ)

極寒の地で活躍するガンダムというのは珍しい?とにかくシルエットがカッコイイですね。
長距離の射撃でも難なくズゴックを倒していくイオ・フレミング。それにしてもすぐ近くにいるビアンカを殺さずに最大出力でレールガンをぶっ放すイオの度胸が凄いです。

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アトラスガンダム VS グラブロ

アトラスガンダムはズゴック部隊を圧倒。またたく間に全滅させ、さらに水中にいる敵の母艦を攻撃するために海中にそのまま入ります。
アトラスガンダムは水中戦もこなせるらしく、サブレックを推進力に、レールガンを応用した電磁パルス・ガードで魚雷やミサイルも無効化できるらしい。ほとんど無敵じゃん。

と思ったらそうでもなく、水中で待ち構えていたジオン軍のMA・グラブに遭遇。激戦を繰り広げます。

アトラスガンダムのシールドでグラブロの攻撃を防ぐ
(引用:同書 186~187ページ)

レールガンやアサルトライフルを失いながらもグラブロと接近戦を行うアトラスガンダム。
最後は超至近距離からのメガ粒子砲を直前でかわしてビームサーベルを突き立てることで辛くもグラブロを撃破します。

アトラスガンダムとグラブロ。水中戦
(引用:同書 190ページ)

こうして満身創痍でグラブロを倒したアトラスガンダム。あやうく水圧で潰されそうになりますが、イオの機転とビアンカに助けられてなんとか帰還しました。

しかしこの戦闘でせっかく登場した武装もほとんど無くしてしまいましたけど、これってすぐに補給が効くようなものなんでしょうか?
これから敵の支配地域に本格的に入るのに、切り札であるアトラスの武装がなければかなりの戦力ダウンでしょうね。

スパルタンの中にいるスパイ

こうして敵部隊を撃退したスパルタン。敵の狙いについてモニカ・ハンフリー参謀は、スパルタンの戦力と作戦目的を探ることが目的だったと推測します。

さらにスパルタンがサイコザク開発の阻止をするために地球に降下したことがすでに敵に漏れているかもしれないと考えるモニカ参謀。どうやらスパルタン内部にスパイがいることを考えているようです。
実際スパイがいるわけですが、すぐにその可能性を考えるこの人はずいぶん優秀な人ですね。ガンダムお得意の無能な上司がいないのはちょっと残念ですが。

感想

今回構成がちょっと変わっていて、読み進めるうちにだんだん時間が巻き戻っていくような展開になっていました。別に読みづらいわけではないのですが、普通に時系列でストーリーを展開していてもまったく問題ないような構成だったので不思議です。

本編についていえばイオのヒロインとしてビアンカにスポットが当たっていたのが良かったです。
クローディアはイオの中では死んだことになっていますし、新しいヒロインがいたほうが話しが盛り上がるでしょう。まして彼女は腕のたつパイロットですからイオとのコンビプレイに期待したいですね。

ストーリー自体はほとんど進んでいませんから、これも次巻以降楽しみにしたいです。
あと、アニメ化についてはビックリしました。これだけ密度の濃い書き込みのマンガをアニメにするのは大変だと思いますが、アニメでも本編の重厚な雰囲気を出していただければと期待しております。

※最新コミックス第8巻のレビュー記事は以下を参考。