あらたまい(著)『巴マミの平凡な日常』第4巻の表紙
引用:あらたまい(著)『巴マミの平凡な日常』第4巻 芳文社 2017年4月 表紙

『魔法少女まどか☆マギカ』のスピンオフ漫画としてはおそらくもっとも売れているであろう、アラサーマミさんを描いた『巴マミの平凡な日常』(AA)の最新コミックスが発売されましたので買ってきました。

スポンサードリンク

あらたまい(著)『巴マミの平凡な日常』 第4巻

アニメ化の話があったりなかったりする『巴マミの平凡な日常』(AA)第4巻。累計40万部を突破しているそうですので人気を考えればアニメ化してもいいくらいだと思うのですが、肝心の掲載誌である「まんがタイムきらら☆マギカ」が2017年3月号をもって不定期刊行に・・・。

「まんがタイムきらら☆マギカ」に掲載されていた他のマンガが連載終了する中、『巴マミの平凡な日常』については連載が終わるわけではなく、今後は「まんがタイムきららフォワード」へ移籍して連載が続くようです。ひとまず安心でしょうか。

第4巻では第24話~32話までを収録。表紙は毎度おなじみジャージ姿のマミさん。

ジャージ姿のマミさん。31歳アラサー
引用:同上

中表紙はマミさんと仲良く寝転ぶキュゥべえでした。なんだかんだと仲の良い二人ですが、キュゥべえの出番は最近ちょっと少な目でしょうか。

きゅうべえと仲良く寝るマミさん
引用:同書 中表紙

ドヤ顔ほむら

このマンガではマミさん以外は全員既婚者となっているので、まどか達メインキャラは普段あまりマミさんとは絡みません。中でもほむらは、日本よりも海外生活のほうが長いということで、主要キャラの中ではこれまでで最も登場が少なかったキャラでした。

それがこの4巻では日本に帰ってきたということで、マミさんにお土産を持ってきてくれます。
アニメ本編ではそれほど仲が良くなかった二人ですが、こちらの作中では一応二人だけでも会う友人のようです。

そんなほむらが持ってきたお土産とは、シアトルコーヒー。

アメリカシアトルのお土産を真美さんに持ってきたほむら
引用:同書 113ページ

マミさんがシアトル産のコーヒー?と思っていると、ほむらによるウザいくらいの解説が始まります。いわくシアトルコーヒーはアメリカのシアトルを中心に発展したコーヒーとのこと。日本だとスターバックスが有名だそうです。

そして、最後はこのドヤ顔。

本場のシアトルコーヒーを自慢するほむら。
引用:同書 116ページ

これだけ見ていると、なんだかすごく鬱陶しいキャラに見えます。
アニメ本編では個人的にほむらが一番好きなキャラだけに、本編の面影をあまり感じないこの扱いは残念です(それでも登場してくれれば嬉しいですが)。

スポンサードリンク

ソウルジェムは大切に

ある意味、これまでで最もピンチだったのが27話でした。
仕事帰りに猫を見つけたマミさん。近寄って撫でていると猫が指輪型のソウルジェムを咥えて逃げてしまいました。

猫にソウルジェムの指輪をとられてしまうマミさん
引用:同書 65ページ

ご存じソウルジェムは魔法少女にとっての魂であり、それはアラサーになっても変わりません。体から半径100メートル以上ソウルジェムが離れると肉体を動かすことはできなくなってしまい、早い話が死んだも同然となってしまうのです。

普通なら文字通り死ぬ気で追いかけるでしょうが、アラサーの行動は違ってました。
急いで家に帰り、服を脱ぎ、布団に寝るマミさん。

もし猫を捕まえられずに外で動けなくなってしまった場合、当然誰かしらに救急車を呼ばれるでしょう。が、そのとき肉体的には死んでいますから最悪そのままご臨終になってしまう可能性があります。

それよりは、その時点で猫を捕まえることは止めて自宅に戻ることで最悪の事態を避け、再び猫が100メートル以内に入ってきて動けるようになったら魔法で一気に捕まえよう、ということらしいです。

そして、魂が抜けて(身体的には)死んでしまうマミさん。

ソウルジェムをとられてしまい、魂が抜けてしまったマミさん
引用:同書 68ページ

でも、このやり方ですと、猫がソウルジェムを咥えてまた持ってきてくれればよいですが、どこか途中で落としたりしたら永久にマミさんの魂は戻らないんじゃないでしょうか。
それに、万が一戻ってくるとしても何日後・何週間後になるかわからないわけですし、その間、魂の抜けた肉体がどうなるのか(腐ったりしないのか)まったくわかりませんから、その場に倒れるよりもよっぽどリスキーな気がします。

結局、猫が3日後にマミさんの家に近づいたため再び魂が戻り事なきを得たようですが、その間、会社からは着信がたくさんあったり宅急便の荷物は受け取れずと散々だったマミさん。

それにしても、3日間まったくの音信不通だったのに誰一人家まで訪ねてきてくれる同僚や友人がいないのが気になりましたが、今後はきっとソウルジェムの扱いを慎重にすることでしょうね。

新キャラ?ニュンフェ・クインテット

4巻で最も新しい展開といえば、マミさんの使い魔が登場したことでしょうか。

マミさんがピンチの時に現れる使い魔・ニュンフェクインテット
引用:同書 123ページ

その名もニュンフェ・クインテット。姿形は小さいマミさんそのものですがマミさんにしか見えない使い魔だそうで、アインスからフュンフまでの5人が登場します。

ニュンフ達はマミさんが意図して出したわけではなく、主に本体(マミさん)がピンチの時に現れて助けてくれる存在のようですが、召喚する人数に応じて消費する魔力も大きくなるようです。

ニュンフェ達はそれぞれがマミさんの性格の一部を体現しているそうで、マジメな性格のほか、めんどくさがり屋や中二病くさいのなどがいるのですが、共通しているのは社畜仕様の妖精であるということ。本体であるマミさんが寝てしまっても持ち前の社蓄気質からキッチリ仕事を(徹夜で)こなしてくれます。

社蓄根性の染みついたマミさんの使い魔・ニュンフェクインテット
引用:同書 134ページ

まぁ、社畜と言えば聞こえは悪いですが責任感があるとも言えますので、これからもマミさんを助けてくれることでしょう。
ちなみにマミさんはニュンフェを召喚するコツを覚えたようで、1人くらいならいつでも余裕で出せるようになりました。

感想

毎回独り者の寂しさを感じさせつつ、一人暮らしをそれなりに楽しんでいるマミさんを見るのが面白いコチラのシリーズ。

今回新たに登場したニュンフェ・クインテットですが、作者によればニュンフェ達は読者の反応も良かったとのことですので今後も登場が期待できそうです。
これまで一人ネタが多かったマミさんでしたが、ニュンフェ達がいつでも出せる相棒みたいになりましたからこっちの絡みが増えるかもしれませんね。

ニュンフェ達の登場で今後の展開も期待できそうなのですが、掲載誌が変更になったのはやっぱり不安ですね。
40万部も売れていれば簡単には連載終了とならないでしょうが、まどがシリーズ自体がかなり下火ですので、ファンとしてはコミックスを買い続けて少しでも連載が続いてくれるよう祈るばかりです。