角川書店 ヤングエース2014年8月号表紙は杉基イクラ(著)『ナナマルサンバツ』
ヤングエース2014年8月号 表紙 角川書店

ヤングエース 2014年 08月号 [雑誌]』(AA)買ってきましたので、いくつかレビューを。
表紙は杉基イクラ(著)『ナナマルサンバツ』でした。アオリの「絶対に負けられない、戦い」が、何だかサッカーのキャッチフレーズみたいですね。

スポンサードリンク

角川書店『ヤングエース』2014年8月号

今月号の巻頭カラーはアニメ化企画が進行中の『ISUCA』、センターカラーは表紙にもなっている『ナナマルサンバツ』・『五時間目の戦争』・『燐寸少女』・『新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説』の4つでした。また特別読み切りは3作品です。

真じろう(著)『Fate/Zero』第43話

Fate/Zeroはケイネス先生が敗れた後、数少ない切嗣とセイバーの会話があるところです。
セイバーの騎士道とは相容れぬ切嗣の戦法。それもそのはずで戦場に対する二人の認識はあまりにも違います。

どうあってもわかり合えない二人の溝はコレにより決定的なものになり、この後ほぼ会話がありません。
ココまで主人公サイドの仲が悪い漫画も珍しいですよね。

さて一方の雁夜おじさんですが、マーボー神父に助けられ、臓硯じいさんによる治療中でした。
すでに三人のサーヴァントがいなくなり、残りは四人。ひょっとしたら雁夜が勝ち残るかもということで、ここへきて臓硯秘蔵のカンフル剤を打つことになりました。

R1014303
真じろう『Fate/Zero』 ヤングエース2014年8月号609ページ

それは桜の純血を奪った蟲を使うこと。その後も実に一年ものあいだ、桜の魔力を吸ったというその蟲を体内に入れ雁夜もパワーアップします。
そして臓硯はこの笑顔である。

fate/zero ジジイの笑顔がすてき
真じろう『Fate/Zero』 ヤングエース2014年8月号610ページ

この笑顔守りたい。キャスターといい、どうしてこの漫画は鬼畜なヤツほどイイ笑顔なのかw
どちらにせよ朽ち果てていた雁夜の体もあと一回ぐらいは使えそうになり、最後の戦いに備えることになりました(その前に遠坂との愉悦イベントがありますが)。

そして最後はこれ。

哀れな男・雁夜の末路
真じろう『Fate/Zero』 ヤングエース2014年8月号612ページ

アオリ文も「ザ・惨め!!」。次回登場するときにはどんな醜態を晒してくれるのか、楽しみですね。

スポンサードリンク

神江ちず(著)『万能鑑定士Qの事件簿』第19話

前回まで華蓮に言いようにやられていた莉子ですが、今月からいよいよ反撃。万能贋作士との対決が佳境に入っております。

華蓮の目的は偽ブランド品を金持ちの婦人達に売りつけることでした。一カ所に集めて偽ブランド品の即売会を開き、短時間で一気に荒稼ぎをしていきます。
その会場には華蓮とグルだった須磨の姿もありました。彼は、華蓮が巧妙なトリックにより莉子よりも優れた鑑定士であると婦人達に錯覚させたことで絶大な信頼を獲得しており、彼がいるからこそ婦人達は偽ブランド品を何の疑いもなく、ドンドン購入していくのでした。

すべては華蓮の計画どおりに事が進んでいましたが、この会場にトリックを見破った莉子が現れたことで事態は一変します。

R1014297
神江ちず『万能鑑定士Qの事件簿』 ヤングエース2014年8月号394ページ

そして莉子の登場とほぼ同時に警察も突入してきます。元々何の能力も無く、華蓮に利用されているだけだった須磨はアッサリと警察に捕まってしまいました。
そして華蓮が以前話していた「MNC74」とは華蓮のこしらえた74番目の偽物のことで、これはモノではなく偽鑑定士・須磨のことでした。

R1014296
神江ちず『万能鑑定士Qの事件簿』 ヤングエース2014年8月号400ページ

「MNC74」はてっきりモノだと思っていたので、まさか人間だとは思いませんでした。

そして須磨の持っていた数少ない証拠から、現在の華蓮の潜伏先を推理する莉子。警察もいつのまにか莉子の推理をまったく疑わずに一緒に行動しているのがちょっと笑えました。そしてアッサリ興味を無くされる須磨。まったくの道化でしたね。

一方華蓮のほうも、偽ブランド品の売り上げ金の送金が止まったことで事態を把握したらしく、警察がココへやってくるかもと考えます。
しかし手下の絢音とは違いまったく慌てることはなく、仮に警察が来るとしても到着まで5時間以上かかることを冷静に分析しています。
自分の計画がうまくいっていてもまったく浮かれず、これだけの分析ができる華蓮は脅威的ですね。

そして自分の預金およそ5億円を全額下ろすよう、もう一人の手下・比乃香に命じてマンションに現金を搬入するように指示します。
が、その後は現金をマンションに置いたまま何故か直ぐにマンションを出るように指示しており、しかもその指示を絢音の前でわざとらしく喋っているのがなんか怪しいです。

R1014299
神江ちず『万能鑑定士Qの事件簿』 ヤングエース2014年8月号416ページ

どうやら手下である絢音と比乃香になんらかのアクションを起こさせようとしているらしいのですが、現金の持ち逃げでも狙っているんでしょうか?
その混乱に乗じて自分だけは逃げおおせるつもりとか。トカゲの尻尾切りのごとく自分だけ逃げ出すのはちょっと小物臭いですが、それだけでは終わらない展開を期待しています。

三部けい(著)『僕だけがいない街』第26話

雛月を救ったことですっかり気の抜けている悟。その様子を訝るケンヤに放課後呼び出されます。
ケンヤは悟が雛月を救うことに一生懸命だったことを知っており、現実に雛月を救出できた今、悟の今の様子に強い違和感があったようです。

そのことを悟に問いただすケンヤ。そして悟はうっかり「油断」という言葉を発してしまいます。

僕だけがいない街 事件はまだ終わってないことをケンヤに知られてしまう
三部けい『僕だけがいない街』 ヤングエース2014年8月号215ページ

雛月の後も殺人事件が続くことを知っている悟にとっては当然のセリフなのですが、ケンヤがそれを知っているハズはありません。
しかしそのセリフから今後も「何か」続きがあることだけはわかったらしいケンヤでしたが、やっぱりこの辺の洞察力や理解力はとても小学生のものとは思えませんね。

一応この後、ケンヤの父親が弁護士であることが明かされ、色々と小学生離れした考え方の裏付けも出るのですが、ここでもやたらと専門用語を使っているのでやっぱり悟と同じく中身は大人なんじゃないかと思えてきます。

ともかく今回はケンヤから重大な情報がもたらされます。
それは隣の市で起きた殺人事件のことで、一見それっぽい犯人がいて逮捕されているのですが、どうも真犯人は別にいるようなのです。
これは悟が今回の連続児童殺人事件で感じていた、犯人が犯行を行うときには必ずスケープゴートを用意しているという手口と似ているのです。

この話しをケンヤから聞いた悟は、かつて雛月たちと潜伏していた廃バスへ行きます。
そこには足跡が付いており(靴がわからないよう布を巻いて)、バスの中にあった練炭などの荷物も無くなっていたのです。

これを見た悟はやはり殺人犯がココを使っていることを確信、ケンヤに隣市で起きた殺人事件の真犯人が、今度はここで同じ事をしようとしていることを話します。
この話しをするのはケンヤが初めてでしたがケンヤの反応は概ね好意的でしたので、これで悟は殺人事件の真犯人捜しにパートナーを得たことになるんじゃないでしょうか。

これまで情報源も少ない中で戦ってきた悟でしたが、ケンヤが加わったことで真犯人探しも進展しそうな雰囲気です。

あきづきりょう(著)『キルラキル』第11話

キルラキルのコミカライズ漫画。今回は前回に引き続きマコが喧嘩部部長を務める話し。
アニメだと第七話 『憎しみきれないろくでなし』の前半から後半導入部に掛けてでしょうか。

喧嘩部として他の部活をどんどん駆逐していく流子。それにつれてマコ達の生活は豪華なモノになっていきます。

喧嘩部として他部と戦う流子
あきづきりょう『キルラキル』 ヤングエース2014年8月号151ページ

しかし贅沢になっていく暮らしとは反比例して気持ちが沈んでいく流子。ついに四天王に挑戦する時、流子はマコに喧嘩部の退部届けを出します。

今の暮らしを失いたくないマコは、皐月様から渡された極制服を着て流子に戦いを挑みます。

キルラキルのコミカライズ マコの極制服バージョン
あきづきりょう『キルラキル』 ヤングエース2014年8月号162ページ

来月からは仲の良かった二人の戦いが始まることになるんでしょうが、アニメで見た時は結構燃える展開だったこの話し、何かマンガだと淡々としている印象です。
最近のキルラキルのマンガは、何か迫力に欠けていて正直見ていてもあまり面白いとは思えません。

鳴見なる(著)『JA 女子によるアグリカルチャー』番外編

前回最終回を迎えた『JA』でしたが、今月は番外編が掲載。どうやら来月から始まる著者の新作漫画につながる話しらしいです。

番外編はりんごが慌ただしく部屋にやってきたところから始まります。
何事かと思ったら、なんとペットの「諭吉」に子供ができたのです。ちなみに狸みたいですが、猫です。

諭吉さんに家族が増えた
鳴見なる『JA~女子によるアグリカルチャー~』 ヤングエース2014年8月号420ページ

しかし生まれた子供は3匹とも里親に出すことに。
2匹は村の住民が引き取りましたが、最後に残った1匹はりんごのチャット仲間が引き取ることになったので遠くに行くことになりました。

諭吉の子供の一人・スケキヨはチャット仲間に引き取られました
鳴見なる『JA~女子によるアグリカルチャー~』 ヤングエース2014年8月号423ページ

このコマの「ほげー」がやたらカワイイですね。そして引き取り先に到着、どうやら漫画家みたいですが・・・

JA番外編の二人は新連載でも登場予定
鳴見なる『JA~女子によるアグリカルチャー~』 ヤングエース2014年8月号424ページ

この二人ですが、どうやら鳴見なる氏の今度の新作にも登場するようです。果たしてどんや役回りなのか。
というわけで『JA』はこれで完結しましたが、また番外編などで登場してくれると嬉しいですね。