角川書店出版 ヤングエース 2014年9月号表紙は春河35(著)『文豪ストレイドッグス』
ヤングエース2014年9月号 表紙 角川書店

ヤングエース 2014年 09月号 [雑誌]』(AA)買ってきましたので、いくつかレビューを。
表紙は朝霧カフカ・春河35(著)『文豪ストレイドッグス』でした。

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角川書店 『ヤングエース』 2014年9月号

今月号の巻頭カラーは、先々月で最終回だった『JA』の鳴見なる氏の新作マンガ『渡くんの××が崩壊寸前』。今回も農業を題材にしているみたいですが、1話時点じゃまだわかりませんね。

冒頭のカラーページ。幼き日に畑荒らしにあった兄妹たちの前に、時を経て再び畑荒らしが現れるシーンが、殺人鬼にしか見えません。

新連載 渡くんの××が崩壊寸前 巻頭カラー
鳴見なる『渡くんの××が崩壊寸前』 ヤングエース2014年9月号35ページ

そしてセンターカラーは、表紙の『文豪ストレイドッグス』・実写ドラマにもなった『BORDER』・実写映画化される『鬼灯さん家のアネキ(+妹}』・『マグダラで眠れ』となっております。

他に特別読み切りとして、星海はやと(著)『ぼんじょい!-盆栽女子-』と、秋津貴央(著)『おにいちゃんコンプレックス』の二作が巻末に掲載されています。
二作ともよくまとまっていて読み切りとしては結構面白かったのですが、『おにいちゃん~』の方は主人公の姉を好きな上級生が、小さい女の子を拉致るのはさすがに展開に無理があったような気がします。

その他の連載作品をいくつかピックアップ。

あきづきりょう(著) 『キルラキル』 第12話

極制服を着たマコと戦うことになった流子。もう貧乏には戻りたくない一心で戦うマコでしたが、そんな姿を見た両親たちはマコを止めるどころか応援する始末。
普通のマンガだったらマコを止めるのが家族ですが、キルラキルにはそんなお約束は通じないようですね。

そんな満艦飾一家の姿に「これぞ人間の姿」と意気揚々の皐月様でしたが、流子はなんと神衣を解いて無抵抗に。
ボコボコにされる流子でしたが、盛り上がる一家とは対照的にマコは最後の一撃を止めてしまいます。

どうやら金に目がくらみ、親友を殴りつける自分を止めてほしかったらしいマコ。流子を殴る力もちゃんと手加減していたようです。

キルラキル漫画版 第12話 マコとの対決
あきづきりょう 『キルラキル』 ヤングエース2014年9月号445ページ

それがわかっていた流子はマコの着ていた極制服を脱がし戦維喪失で一件落着。喧嘩部は廃部になり、満艦飾一家も元の貧乏生活に戻りました。
来月からはまた新たな展開がスタートしますが、このペースですとアニメラストまでにかなり時間がかかりそうですね。

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神江ちず(著) 『万能鑑定士Qの事件簿』 第20話

華蓮が宮城県松島町にいることを突き止めた莉子。
しかしその先がわかりません。唯一の手がかりである銀行を辿るとすると朝まではかかってしまいます。
必死に華蓮の潜伏先を考える莉子でしたが・・・

その頃華蓮は、銀行から引き出した5億円があるマンションに向かっていました。
そしてマンションに着くとそこにあるはずの5億円がありません。金を運んだ比乃香がネコババしたに決まっていますが、これが最初からわかっていたような態度の華蓮が解せませんね。
そして金を盗られた華蓮の、怒りの表情は比乃香でなくても縮み上がるものでした。コエー。

万能鑑定士Qの事件簿 怒る華蓮
神江ちず 『万能鑑定士Qの事件簿』 ヤングエース2014年9月号395ページ

ネコババがバレた比乃香はそのまま逃走。絢音が追いかけますが、華蓮は後で駅で合流しようと言います。
しかし絢音が居なくなった後、華蓮はそのまま警察に電話をして絢音が駅に現れることを通報します。
結局、華蓮は自分一人だけ助かるつもりで絢音をオトリにしたようでした。

まんまと5億円と対面した華蓮(どうやったのかわかりませんが)でしたが、部屋にいると突然インターホンが。
見るとそこには駅に向かったはずの絢音の顔があり、急いでドアを開ける華蓮。
この時の驚いた表情の華蓮は貴重ですね。

そしてドアを開けた華蓮が見たのは、手に手錠をされた絢音と警察官たち。そして莉子の姿でした。
遂に華蓮に辿り着いた莉子。次回で万能贋作者編も完結ということで、色々と種明かしされると思いますので、期待しています。

三部けい(著) 『僕だけがいない街』 第27話

雛月を助けたことで気が抜けていた悟。しかし雛月以外にも連続殺人犯のターゲットにされそうな子供がいることを思いだし決意を新たにします。

連続殺人者が殺人を実行するための条件は二つあると考える悟。

  •  身代わりの犯人を用意する
  • ターゲットにはひとりぼっちの時間帯がある

このうち身代わりについては、既に(未来で)犯人の身代わりにされてしまうユウキさんが被害者になる少女と接触しており目撃者もいることから今から引き離しても無意味と考える悟。
ならば残る手段は、被害者になる(なりそうな)子供を一人にさせないよう一緒にいることです。

そこで次の犠牲者になりそうなヒロミとは一緒に過ごし、同じく犠牲者候補の中西彩にも尾行をすることで監視します。
徹底的にマークすることで犯罪を未然に防ごうとする悟。
この悟の行動は一見するとうまくいっており、確かにヒロミや中西彩はひとりぼっちにはなりにくい状況でした。

しかし、そんな悟たちの行動に興味を持つクラスメートが出てきました。また中西彩とは別に一人で帰宅しようとする女子の姿も・・・

僕だけがいない街 三部けい(著) 27話ラストシーン
三部けい 『僕だけがいない街』 ヤングエース2014年9月号230ページ

ここ最近雛月を助けたことで平穏だった悟の周囲に、またしても何かが起こりそうな雰囲気が漂ってきました。
果たして悟は殺人事件を未然に防ぐことができるのでしょうか。

ぷよ(著) 『長門有希ちゃんの消失』 第59話

こちらはアニメ企画進行中のハルヒスピンオフ漫画「長門有希ちゃんの消失」。

前回クリスマスパーティー中にキョンと二人きりになった長門は、自分の想いをキョンに伝えました。
今回はその前後のやり取りが、朝倉さん視点で展開します。

クリスマスパーティーでプレゼント交換をする長門やキョン達。
そんな中、キョンのプレゼントを手に入れたのは朝倉さんでした。

プレゼント交換でキョンのモノが当たった朝倉さん
ぷよ(著) 『長門有希ちゃんの消失』 ヤングエース2014年9月号667ページ

できれば長門に当たって欲しかった朝倉さんは、キョンのプレゼントを開封しないようにするため妙な言い訳をしておりました。
キョンが絡めばなんでも長門優先になる朝倉さんは、(普段からそうですが)親友というより母親みたいですね。

キョンのプレゼントを何とか長門に渡す手段はないかとあれこれ考えている朝倉さんは、長門のプレゼントと交換することを思い立ちます。
が、そう決心した時には長門は(先にトイレに立ったキョンを追いかけるように)トイレに行っていていませんでした。
肝心な時にいない長門に悪態をつく朝倉さんでしたが、長門はキョンとそれどころではない展開になっているとは想像もつかないのでした。

それにしてもキョンの心境の変化があった後の、今回の長門の告白ですが、二人の関係に大きな変化はあるのでしょうか。
久々に続きが気になっております。