『幼女戦記』の描き下ろし別冊付録第2弾が付いてくるコンプエースを買ってきました。

コンプエース2018年2月号 表紙は新コミックとなった『魔法少女リリカルなのはReflection』のコミカライズ。付録は『幼女戦記』描き下ろしコミックス

引用:コンプエース 2018年2月号 表紙KADOKAWA 2017年12月
発行

『幼女戦記』の描き下ろし別冊付録がつく「コンプエース」2018年2月号を買ってきました。

今回の別冊付録は3号連続付録の第2弾として、本編第26話とスピンオフ漫画『幼女戦記食堂』の第3話が収録されております。ちなみに前号でもそうでしたが、コンプエース本誌にはドラマCD『レルゲンの胃痛』のコミカライズが掲載されており、通常とはやや異なる変則的な収録となっております。

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『幼女戦記』コンプエース2018年2月号 別冊付録ver.

別冊付録の表紙は敬礼するターニャ・フォン・デグレチャフ。こちらには『幼女戦記』本編の他、スピンオフ『幼女戦記食堂』などが収録されております。

コンプエース2018年2月号 『幼女戦記』別冊付録第2弾の表紙

(引用:コンプエース2018年2月号 『幼女戦記』別冊付録 表紙)

それ以外にも幼女戦記の登場人物紹介・世界観説明など資料的なものも掲載されており、本編の複雑な状態を補完しております。

『幼女戦記』人物紹介。ターニャとセレブリャコーフ

(引用:同書 3~4ページより)

紙質はやや残念な出来の別冊付録ですが、こうした補足的なものも掲載されているのでマンガ部分以外でも結構楽しめますね。

東條チカ(著)『幼女戦記』第26章 ノルデン沖の悪魔Ⅳ

宿敵アンソン・スー大佐をついに打ち取ったターニャ。のちの因縁のきっかけとなるアンソンの娘・メアリーが父にプレゼントした短機関銃も鹵獲し、ご満悦です。

アンソン大佐の短機関銃を奪ってご満悦のターニャ

(引用:同書 70ページより)

そして、エースを失ったレガドニア協商連合はなすすべもなくターニャの第二〇三航空魔導大隊に蹂躙されていきます。エースを失ったとはいえ、レガドニア協商連合がいかにアンソン大佐頼みだったのかがよくわかりますね。

その後、ターニャと大隊は北洋艦隊に手柄を譲る形で撤退(ターニャはただ早く帰りたかっただけですが)。
ところが、その途中、大隊はアルビオン連合王国の漁船母艦であるライタール号を発見します。実はライタール号には、レガドニア協商連合が国を亡ぼすまいとアルビオン連合王国に亡命させたレガドニアの有力議員・アーバンソール外務評議員が密かに乗船していたのです。

そんな事情はもちろん知らないターニャでしたが、勘のいい彼女は何かあると思いライタール号を臨検。結局ターニャ達は何も発見できませんでしたが、亡命が悟られたと勘繰ったアルビオン側はアーバンソール議員を殺害してしまいます。

亡命をあきらめたレガドニア協商連合のアーバンソール議員

(引用:同書 86ページより)

結果的にアーバンソール議員の亡命を防ぎ、レガドニア協商連合の再興の芽を潰したターニャ。その後、アルビオン連合王国内でこの件の検証が行われたのですが、不幸?な偶然も重なり、ターニャと帝国の能力の高さをアルビオン側に再認識させることとなってしまいました。

帝国を完全に敵だと認識するアルビオン連合王国

(引用:同書 99ページより)

このあたりの事はわりとコミカルに描かれてはおりますが、アルビオン連合王国はこの件を帝国の挑戦と受け止め、打倒帝国のため他国との同盟に動き出します。これによりまたひとつ世界大戦への道に進むことになったわけで、帝国とターニャの進む道はさらに険しいものとなりそうです。

ちなみにアニメではほとんど描かれなかったメアリー・スーの覚醒についてですが、マンガではちゃんと描かれております。

私は原作小説を読んでいないので、なぜ一般人だったメアリーがその後ターニャのライバルとなることができたのか詳細を知らなかったのですが、どうやら“三つの奇跡”を“別々の基準”で“別々の願い”に降ろすハズが、アンソン、メアリー母、メアリー自身のそれぞれの願いに反応してしまい、結果、メアリー1人に三重の奇跡が宿ってしまったことが原因だったようです。

神の加護を三重に受けたメアリースー

(引用:同書 38~39ページより)

これだけみると、メアリーがこの時点でもはや人外の存在になったように感じるんですが、よりによってそれがターニャと因縁を持つ人物だったのもはたして偶然なんでしょうか?

とにかく魔導の力を得たメアリーは、亡命先である合州国で航空魔導士に志願することになります。その後の姿はこの先の本編で描かれるでしょうが、いったいどんな姿でターニャの前に現れるのか楽しみです。

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京一(著)『幼女戦記食堂』 第3話

別冊付録に収録されたもう一つのマンガ『幼女戦記食堂』。幼女戦記と昨今流行りのグルメマンガを組み合わせたもので、作画は京一先生。

「幼女戦記食堂」で描かれているレルゲン中佐

(引用:同書 111ページより)

今回は第3話ですが、主人公はレルゲン中佐。彼を通して帝国の一般的な食事風景が描かれておりますが、同時にターニャのせいで胃痛に悩まされる彼の姿も描かれております。

お昼ご飯をおなかいっぱいに食べるターニャ

(引用:同書 120ページより)

本編同様、ターニャに悩まされるレルゲンですが、そのターニャがレルゲンと仲良くしたいと思って近づいてくるのは彼にとってまさに悪夢でしょうね。

それにしてもアニメ本編でも飯マズが描かれていた帝国を題材にして、はたしてどこまで話しを続けることができるのかちょっと不安です。
幼女戦記のスピンオフは貴重ですからできれば長く続けて欲しいですが、このページ数ですとコミックス化はかなり長く連載しないと無理でしょうね。それとも本編コミックスにオマケとして収録されるんでしょうか?

東條チカ(著)『幼女戦記』ドラマCD 【レルゲンの胃痛】 第2話

最後はコンプエース本誌に掲載されているコミックス7巻付属のドラマCD【レルゲンの胃痛】のコミカライズ第2話。レルゲン中佐がターニャを初めて見た士官学校演習風景が描かれております。

士官学校時代、ターニャを初めて見たときのレルゲン中佐

(引用:コンプエース2018年2月号 127ページ

実戦経験豊富な大隊をあえて将校候補生に指揮させ適切に目的を達成できるかという訓練なのですが、ベテラン相手に実戦経験皆無の素人がうまく指示できるハズもなく、視察にきたレルゲンはガッカリしてしまいます。

そんなレルゲンの目を引いたのは、士官学校生徒時代のターニャ。

士官学校時代のターニャ・デグレチャフ

(引用:同書 132ページより)

幼い見た目がかなり目立つターニャですが、レルゲンが驚いたのはその指示の仕方。細かい指示をあえて出さず、いつも通りの動きをしろとだけ命じたのです(ドラマCDではもう少し細かく話していましたが)。
相手は歴戦の兵士たちですから最もスムーズに動かすにはこれが一番。ということで、ターニャの要領の良さに感心と驚いた風なレルゲンでした。

これ以降、常に彼を悩ますタネになるターニャとの出会いは、中々感慨深いものがありますね。