『かぐや様は告らせたい』第10巻 祝アニメ化決定!謎のモブキャラの正体も判明します

かぐや様は告らせたい』 第10巻 表紙は生徒会メンバー全員集合

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第10巻 表紙 集英社 2018年6月発行

「週刊ヤングジャンプ」で連載中の人気ラブコメマンガ『かぐや様は告らせたい』 の第10巻が発売されたので買ってきました。

累計発行部数も240万部を突破し、ついにアニメ化まで達成。ますます面白さが加速しております。

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赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第10巻

第10巻には第91~101話を収録。表紙は現生徒会メンバーの全員集合。節目の10巻ですから、メインキャラを集めた表紙となりました。

引用:同上

カバー裏には赤坂アカ先生の自虐マンガが・・・。

かぐや様は告らせたい』 第10巻のカバー裏おまけまんが

引用:同書 カバー裏

以前もコミックスおまけページで書かれていましたが、タイトルにある『天才たちの~』という副題が気になっているようです。

まぁ、最近は頭脳バトルっぽい描写もないですが、普通のラブコメとして超おもしろいから何にも問題ないと思いますけどね。

以前のコミックスレビューについては、以下を参考にしてください。

石上の過去と成長を描く“体育祭”編を完全収録した第9巻。

おだてに弱いミコ

この作品のオチ、および前フリ担当といっても過言ではない伊井野ミコ。融通はきかないが真面目な性格で、成績も学年1位をキープしております。

そんなミコですから日ごろのストレスもハンパないようで、ある日石上は彼女が聴いている音楽が、実はヒーリングミュージック(ミコいわく)ばかりだと知ります(イヤホンジャックが中途半端に抜けて、聴いている音楽が漏れていた)。

それでも最初は本人が癒されるなら何を聴いても個人の自由と思い聞こえないフリをしていた石上ですが、イケメンボイスでひたすら励ましてくれるモノに切り替わると、さすがに顔色が変わります。しかもそれを聞いてとても癒やされるミコ

イケメンボイス音楽で癒やされるミコ

引用:同署 73ページ

これを見て、さすがの石上もドン引きです。

ミコの音楽に恐れおののく石上

引用:同署 72ページ

どうもミコは人の言うことを簡単に信じてしまう分、おだてられるとその気になりやすい性格のようです。

たとえば校長が学校のパンフレットに載せるため生徒会メンバーの写真を撮りたいと言ったときも、最初は拒否していたのにちょっとおだてられるとすぐにOKを出したりしています。

おだてられてまんざらでもないミコ

引用:同署 171ページ

これは石上が言うように合コンになったら、絶対カモられますね。

おだてられるとゾクゾクするミコ

引用:同署 155ページ

本作の裏ヒロインらしいミコですが、悪い奴らに騙されたところを石上あたりが助けるような王道的展開なんかあったら面白そうです。

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ついにあのモブキャラの正体が判明

この巻一番の驚きはコレでした。

以前からたびたびかぐや達に恋愛相談をしていた柏木さんですが、彼氏である翼が登場すると、だいたい後ろで涙を流している女の子がいました。

これまでもたびたび登場していた四条 マキちゃん

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第5巻 167ページ 集英社 2017年4月発行

どうやら翼のことが好きだけど柏木さんがいるため軽いストーカーみたいになっているらしく、以前から気になっていました。

そんな彼女の正体が、ついに判明しました。名前は四条眞妃。なんとかぐやとは本家と分家の関係であり、かなり遠いですが血縁関係でした。

四条眞妃の本格的な参戦

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第10巻 128ページ 集英社 2018年6月発行

どうやら以前から名前自体は登場しており、ファンの間ではかぐやとの関係が予想されていたらしいです(まったく気づかなかった)。

そんな彼女ですが性格は素直ではなく、好きな男の子はイジメたくなるタイプのようです。ようはツンデレでしょうか。

しかし、一見すると似ても似つかないハズのかぐやに性格的にはだいぶ近いようで、表情や言動がソックリなときが多々あります。

例えば、キツいことを言われると泣いてしまうところ。上がかぐやで、下が眞妃。

ズバリ言われて泣くかぐや様

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第7巻 69ページ 集英社 2017年10月発行

実は弱い四条眞妃

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第10巻 136ページ 集英社 2018年6月発行

続いて邪悪な本音が出てくるシーン。上がかぐやで、下が眞妃。

藤原書記に対してどす黒い感情を持つかぐや様

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第4巻 178ページ 集英社 2017年1月発行

心の中はどす黒い四条眞妃

引用:赤坂アカ(著)『かぐや様は告らせたい』 第10巻 137ページ 集英社 2018年6月発行

かなり似ていますね。そんな彼女は同族嫌悪なのか、かぐやとはあまり仲が良くない様子。というより、かぐやに対して物怖じしないといった感じでしょうか。

この作品でかぐやに遠慮なくものを言うのは早坂くらいなものでしたが、従者である彼女と違い分家とはいえ血縁ですから、眞妃のほうが色々とかぐやにもの申しやすそうです。

これまでと違い本格的に登場しましたから、今後の活躍も期待できそうです。

早坂の本音

ある日、白銀が同級生とカラオケ店で交流会に参加するという話しを聞きつけたかぐやと早坂。どう見ても合コンだったため阻止しようとするのですが、かぐやは“性欲にまみれた男の群れに放り込まれたくない”といって拒否。

その代わりに早坂が送り込まれますが、当然早坂だって不満顔です。しかたなくカラオケ店に行くと、とりあえず以前フラれた(ハーサカとしてですが)ことを最大限強調して白銀の罪悪感を煽り、いたたまれなくなった白銀がさっさと家に帰るよう仕向けようとします。

ただ、ふとした会話からつい演技を忘れて本音(かぐやに無理矢理こさせられたことへの愚痴)が出てしまいます。それを聞いた白銀は“無理に演じるよりも素の部分が出ているほうが良い”と言うのですが、その言葉に過敏に反応する早坂。

人前で演じる早坂愛

引用:同署 36ページ

演じていないと愛してもらえないという早坂のセリフ。かぐやの近侍として常に本音を隠して役割を演じてきた早坂の言葉には重みが有り、さすがの白銀も黙ってしまいました。

本当の私を見せてあげる

その後、ちょっとしたキッカケで白銀と二人きりでカラオケをすることになった早坂。ここで以前、かぐやに言われた「白銀をオトせるものならオトしてみなさい」発言を実行すると(監視のため通信していた)かぐやに宣言します。

本当の私を見せるという早坂愛

引用:同署 46ページ

どういうスイッチが入ったのか、急にヒロイン力が上昇した早坂。

早坂の通信を聞いて、どんな方法でオトすのか戦々恐々とするかぐや。以前、早坂が男をオトす一番の方法は責任を取らせることだと言っていたことを思い出したかぐやは、まさに最悪の予想をします。

焦るかぐやでしたが、自分がいきなり早坂達のいる部屋に侵入してはストーカー扱いされる可能性もあったため、藤原書記に電話をして彼女を送り込もうとします。

引用:同署 53ページ

ヒロイン力をあげた早坂とは対照的に、藤原書記を躊躇無く利用しようとするかぐや。このお話しでは早坂がメインでしょうから仕方ないですけど、なかなかゲスいです。

なお、最終的に早坂は、白銀のハイパー音痴な歌(ラップ)を聞いてしまったために何かを仕掛ける前に轟沈。結局、早坂は藤原書記と同様のトラウマを植え付けられてかぐやとともにカラオケ店から撤退することになってしまいました。

事なきを得てかぐやはさぞかしホッとしたことでしょう。なお、白銀は最後まで事情がわからず、トイレから戻ったらハーサカ(早坂〕が消えていたため、残り時間を一人で歌うハメに・・・。

これが彼にラップを練習させようという気を起こさせることになり、のちのイベントに繋がることになるとは予想外でした。

感想

前回が石上のトラウマ克服話でしたから今後はこの路線でいくのかもと思っていた『かぐや様は告らせたい』でしたが、今回はほぼ全編ギャグばかりでいつもの『かぐや様~』になっていてホッとしております。

新キャラと言っていいのかわかりませんが、ようやく本格的に登場した四条眞妃も実にいい性格をしており、赤坂アカ先生の作るキャラはみんな立っていて実に素晴らしいです。

また、早坂の出番が多かったのは彼女のファンとして嬉しかったです。
ラブコメの王道でしたら早坂が白銀にホレて、でも主人のために身を引くみたいな展開もあるかと思うのですが、そうなりそうでならないギリギリの展開が見ていて面白いです。

それとついにアニメ化も決定したそうで嬉しいかぎり。現在放送している『ゴールデンカムイ』といい、「週刊ヤングジャンプ」のアニメ化率がハンパなく高いですね。

放送時期は不明ですが、始まったら絶対に視聴したいと思います。