オムロン製UPS「BY50S」のバッテリーを安価な汎用品に交換する

オムロン製UPS 「BY50S」

自宅で使っているオムロン製UPS「BY50S」ですが、バッテリー交換ランプが点滅したために新しいバッテリーに交換することにしました。

ただ、純正品はとても高いため、今回は同じサイズで価格の安い汎用品のバッテリーに交換することにしました。メモ代わりにここに交換手順を紹介しておきます。

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UPSバッテリの寿命が来た

少し前、部屋の掃除をしていると、オムロンの無停電電源装置UPS「BY50S」のバッテリ交換ランプが点滅していることに気がつきました。

by50S バッテリー交換ランプが点滅している状態

バッテリ交換が必要になると、前面パネルの赤いランプが点滅する

この「BY50S」を購入したのは2012年。過去に自宅が停電したときPCの一部と電子機器が壊れてしまったことがあったため、それ以来、高価なオーディオ機器やPCにこの「BY50S」を接続して使用してきました。

「BY50S」はUPSの中でも比較的安価でありながらPCに使える正弦波出力であり、さらに本体幅がわずか9cmしかないため省スペースですので個人的に気に入っており複数台購入して運用しております。これといったトラブルもないので個人で導入するUPSとしてはオススメです。

さて、今回その「BY50S」のバッテリ交換ランプが点滅したということは、このままでは停電になったときにまったく役に立たないということです。実際コンセントに繋いではいますが、充電機能はまったく働いておらず、もし停電すれば繋いだ機器も普通に電源が落ちます。

実は以前もバッテリ交換ランプが点滅したことがあり、本体のファームウェアの不具合もあったため、本体ファームのアップと同時にバッテリも交換しておりました。

UPSバッテリー交換時の手順を詳しく説明。交換時の注意点も記載しています。

そのときは安全を優先し純正バッテリを選択していたのですが、それから3年半ほどでバッテリ交換のランプが付いたことになります。

それまで一回か二回ほど瞬間的な停電はありましたがすぐに復旧しており、UPSのバッテリを使い切ったことは一度もありません。それで3年半はちょっと短い気がしましたが、ネットの情報では期待寿命は室温20℃なら4~5年、30℃なら2~2.5年とのことですので取り立てて短かったわけではないようです。

交換用純正バッテリーは高い

このままでは「BY50S」はただの置物ですから、さっそくバッテリを交換します。さっそく前回のように純正バッテリを購入しようとアマゾンを覗いてみますと、価格は1個8700円ほどします。

「BY50S」は本体ごと買っても16,000円ほどですから、これだとちょっと割高に感じます。その純正バッテリも3年ほどしか持たないわけですから、買うのをなおさら躊躇してしまいます。

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汎用品の価格は半額以下

そこで目を付けたのが汎用品。UPSのバッテリはバイクなどの汎用バッテリがそのまま使われている場合があり、実際ネット上を検索してみますとメーカー純正品であっても中身は汎用品と同じ、というものも多いそうです。

さらに調べると、「BY50S」のバッテリとして使えそうな汎用品も出てきました。いくつかあるそうですが、その中で今回選んだのはLONGバッテリの「WP1236W」というモノ。

サイズは純正とほぼ同じであり、価格は3,000円ほどと純正品の半額以下。さらにこの汎用バッテリを実際に「BY50S」で使用しているという方もいたのでこれに決めました。

念のため書いておきますが、当然メーカーでの動作を保証しているわけではありませんから、もし購入される方は自己責任でお願いいたします。

なお、「BY50S」を複数持っている場合は、バッテリも2個セットなど複数個同時に購入するのがオススメです。2個セットでも4,800円ほどしかしませんので、純正バッテリを2個買った場合と比べて、さらにコストパフォーマンスが良くなります(私は2個セットを購入しました)。

バッテリの交換と動作確認

というわけで、さっそく「WP1236W」をアマゾンで購入。到着したので交換作業を行いたいと思います。

まずは「BY50S」本体のネジを1カ所外してカバーをはずします。

本体底面にある小さいネジを一カ所はずす

するとバッテリが出てきますので、白いタグを持ってバッテリを引っ張り出します。この時、繋がっている赤と黒のケーブルがとても硬い場合がありますがムリに引き抜かず、ペンチなどで慎重に作業しましょう。

カバーを外して純正のバッテリを引っ張り出す

バッテリをはずすとこんな感じ。ケーブルは赤と黒の二本しかないシンプルなもの。

バッテリを取り外した状態

こちらが外した純正バッテリと、交換予定の汎用バッテリ「WP1236W」。大きさがほぼ同じなのがわかると思います。

左が純正バッテリ「BYB50S」。右が汎用バッテリ「WP1236W」

左が純正バッテリ「BYB50S」。右が汎用バッテリ「WP1236W」。

純正バッテリには透明のプラカバーみたいなものがテープでくっついているので、それを丁寧にはずして、交換する汎用バッテリに同じように取り付けます。こうすると次回の交換作業の時にも白いタグを引っ張るだけなのでラクです(あとはプラカバーにバッテリ保護かなにかの意味合いがあるかもしれませんので)。

準備が出来たら、最初と同じように赤と黒のケーブルを接続します。自分がやったときは一瞬火花がでましたが、とくに問題ないようです。

交換用のバッテリを入れたら赤と黒のケーブルをつなぐ

最後にカバーをまた付けて、バッテリ交換作業はおしまいです。所要時間は10分ほどでした。

バッテリを交換したら元通りフタをして作業完了

UPSをコンセントに接続し、正常に動作するか確認。あとはバッテリを充電するため、このまましばらく放置しておきます。

UPSをコンセントにつなぐと、無事に動作した

およそ4~6時間ほど放置したら充電もできたと思うので、元通りPCなどを繋いですべての作業は完了です。

終わりに

以上、「BY50S」のバッテリ交換作業でした。

今回は純正よりも安価な汎用バッテリを買ってみましたが、2個セットを買ったので純正との価格差は6分の1ほどでした。

汎用バッテリは純正より長く持ちそうにありませんが、純正で3年ちょっとしか持たないのであれば、汎用バッテリが2年も持てば十分すぎるほど元は取れると思います。

不安なのは安全性ですが、今回購入したLONGのバッテリは別に怪しいメーカーというわけではありませんから、バッテリ自体の品質はそれほど心配しておりません。それでも「BY50S」との組み合わせは当然メーカーが保証しているわけではありませんから、しばらくは定期的に様子を見たいと思います。

ちなみに取り外した純正バッテリは、知り合いの車屋さんに無料で持って行ってもらいました。ガソリンスタンドでも有料ですが引き取ってもらえるところがありますので、処分はそういったところでしてもらいましょう。