『ヤングエース』2019年2月号を買ってきました

引用:ヤングエース2019年2月号 2019年1月 KADOKAWA発行 表紙より

『ヤングエース』2019年2月号を買ってきました。ラノベ『ラストラウンド・アーサーズ』のコミカライズが連載スタートです。

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ヤングエース 2019年2月号

表紙の『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』は、今月の12日から劇場版第二作目が公開されます。付録も同作のヒロインたちを集めたしおりとなっております。

引用:同上

また、昨年の12月31日のFate特番で解禁されたように、本誌連載中の『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』も7月にアニメ化が発表。さらに、ヤングエース3月号より『Fate/Grand Order Duel』と『Fate/Grand Order -Epic of Remnant-』という二作のFate作品が新たに連載スタートするとのことで、ヤングエース誌上で実に四作品もFate関連マンガが連載されることになります。

引用:同書 4ページより

人気作品の派生マンガは別に珍しくありませんが(『まどかマギカ』や『ガルパン』など)、それでもヤングエース一冊の中では正直多すぎて食傷気味です。

羊太郎(原作)・ユズリハ(著)『ラストラウンド・アーサーズ』 第1話

今月から新連載として『ラストラウンド・アーサーズ』のコミカライズがスタート。原作はファンタジア文庫のラノベであり、作者は『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の羊太郎先生、キャラクター原案は『とある~』シリーズで有名なはいむらきよたか先生とのこと。

ラストラウンド・アーサーズのコミカライズがヤングエースでスタート

引用:ユズリハ(著)『ラストラウンド・アーサーズ』ヤングエース2019年2月号 23ページより

原作は去年の7月に第1巻が発売されたばかりで、現在まででまだ2巻までしか出ていないようですが、これだけ早くコミカライズされるということはかなり期待されているということでしょうか。なお、マンガを書いているユズリハ先生はこれが初連載とのことです。

さて、簡単なあらすじとしては、国際都市アヴァロニアでアーサー王の血を引く11人の末裔たちが<王>として戦う【アーサー王継承戦】のお話しで、勝者はアーサー王の力を引き継ぐことができるそうです。

11人の末裔たちはそれぞれ<王>としてその魂の在り方を反映した剣<エクスカリバー>と、家臣として<円卓の騎士>を有しており、それらを駆使して戦っていくというのがおおまかな設定。

主人公は瑠奈=アルトゥール。11人のアーサー王の末裔の中でも「最弱のアーサー王候補」とよばれる<王>だそうです。

引用:同書 31ページより

最弱という設定は昨今の流行りですけど、瑠奈の場合、性格に大いに問題があるようで、【アーサー王継承戦】での主力であり参戦権の証でもあるエクスカリバーをお金に困ったから売ってしまったり、自身の<騎士>であるケイ卿をお金欲しさにコンパニオンのバイトに出してしまうなど、およそ主人公的な性格ではありません。

引用:同書 45ページより

そんな瑠奈ですから、友人であり同じくアーサー王候補の1人・フェリシアとの闘いでも彼女にまったく歯が立ちません。

引用:同書 28ページより

フェリシア自身はエクスカリバーを当然有していますし、彼女の<騎士>もそれなりの実力者のようです(名前はまだ不明)。フェリシアはエクスカリバーを売ったり自身の騎士をバイトに出すなど、およそアーサー王候補にふさわしくない瑠奈をみて、彼女を早々に継承戦から退場させようと襲い掛かってきます。

しかし、まともに戦えない瑠奈のもとに突如助っ人として現れたのが真神凜太朗と名乗る少年。いきなりフェリシアの騎士に襲い掛かったりして、フェリシアを撤退させてしまいます。

引用:同書 59ページより

どうやら凜太朗は人間離れした力を持っているようで、自分の力を示すためにあえて最弱と呼ばれる瑠奈に加勢することで自分を売り込みにきたようです。普通の高校生に見える彼がなぜそんな力を持っているのかは、追々明かされることでしょう。

が、諸手を挙げて自分を引き入れると思っていた瑠奈に会いに学校へ行くと、なんと瑠奈はケイ卿を使って金稼ぎのライブを開催中。この日、転校生として初めて学校を訪れた凜太朗は、この光景と舞台裏を見てドン引きしてしまいます。

引用:同書 68ページより

さらに凜太朗が自分の家来になりたがっていると勘違いしている瑠奈の姿を見て、さらにドン引き。金儲けばかりで【アーサー王継承戦】のことなど微塵も考えてなさそうな瑠奈に、はたして凜太朗はうまく取り入ることができるのか、次号に続きます。

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タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』 第45話

劇場版第二作目の公開直前の[Heaven’s Feel]ですが、マンガのほうは第一作目の後半あたりの間桐臓硯と対峙するところです。

臓硯が出したキャスターの攻撃を防ごうとセイバーが攻撃態勢になった途端、黒いフードのようなものが現れます。1ページまるまる使っての登場シーンは非常に不気味ですね。

引用:タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』ヤングエース2019年2月号 592ページより

これを見てもっとも狼狽したのが臓硯。先ほどまでの余裕はどこへやら、しきりに「あり得ない、あり得ない」と喚き散らします。そして士郎たちを狙うハズだったキャスターの一撃は、その黒いフードへ向けられますが、キャスターの魔術はなんと黒いフードへ吸収されどこかへ消えてしまいます。

その後、黒いフードは遠坂を狙いますが、これは間一髪士郎が助けます。が、代わりにちょっとだけ黒いフードの影を踏んでしまった士郎は一瞬で昏倒。辛うじて意識を取り戻しますが、体調はひどく悪くなってしまいます。気が付くと黒いフードは消えていました。

臓硯はアーチャーの一撃で撤退させますが、士郎はとても戦える状態ではなくなってしまったため、いったん家に戻ることに。その際、アーチャーは黒いフードが何者であるのか知っている風でしたが、正体まではつかめていない様子。

しかし、あの黒いフードが出現したことでアーチャーは自分の目的(士郎を殺すこと)をあきらめたようですね。あれほど拘っていた士郎との因縁をあきらめさせるものが、黒いフードの出現にはあったということでしょうか。

ゲーム本編でも劇場版第一作でもあの黒いフードが登場したときは非常に不気味でしたが、マンガでもそれが再現されていて中々読み応えがありました。

そして、家に帰った士郎とセイバーを桜が出迎えますが、苦しそうな士郎の様子を見て怒る桜。幸せだった士郎との日常がセイバーが現れたことで変わってしまったことに苛立っていた桜でしたから、これは八つ当たりだとわかっていても抑えられなかったようです。

これでさらに闇を抱えることになった桜ですが、傍目から見ていてもどんどんバランスが崩れてきているようで、見ていて辛くなりますね。

そういえばコミックスの最新刊も発売となります。今回はイリヤが表紙に初登場していますからファンなら確実にゲットしておきたいですね。

東冬(著)『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』 第15話

アニメ化が決定し、先日の大晦日では第0話が放送された『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』は、今月号から【双貌塔イゼルマ】編がスタート。センターカラーで登場です。

東冬(著)『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』 ライネスとグレイのカラーページ

引用:東冬(著)『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』ヤングエース2019年2月号 155~156ページより

今月はウェイバーをロード・エルメロイⅡ世に仕立て上げた張本人、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテとウェイバーの出会いが描かれております。

ライネスといえば真じろう先生の『Fate/Zero』の後日談でもその姿が描かれておりましたが、他人が苦しんでいるのを見るのが嬉しいという、美しい見た目とは裏腹に相当歪んだ性格をしているようです。

そんな彼女ですが実はウェイバーには前々から目をつけていたそうで、彼を拘束して自身の部屋に強制的に拉致。第四次聖杯戦争時のケイネスのことで負い目があるウェイバーに、彼の罪悪感につけ込む形で自分の様々な要求を突き付けてきたのです。

ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの要求

引用:同書 165ページより

それはエルメロイ派が抱える莫大な借金だったり、回収したケイネスの魔術刻印の修復だったりと、並みの魔術師や人間では到底不可能な要求だったのですが、ウェイバーはそれらを即答で了承。これには要求した本人であるライネス自身があきれてしまうほどでした。

引用:同書 166ページより

ところで第四次聖杯戦争が”脳みそに蛆か蟲でも埋め込む儀式だったんじゃないか”というライネスですが、約一名、その通りだった人がいるとは思ってもみないでしょうね。

そして、最も大事な要求というのがエルメロイ派の君主(ロード)の地位を守ること。ライネスが時期ロード候補なのはいいのですが、なにぶん若すぎる。そこで彼女が適齢期になるまでロードの席を維持するため、ウェイバーに代わりのロードを務めてもらいたいというものでした。

これにはさすがのウェイバーも驚いたようですが、自分に拒否権がないこともすぐに悟った様子。さらに性格の悪いライネスから義兄呼ばわりまでされてしまい実にお気の毒な状態に・・・

こうしてウェイバーはロード・エルメロイⅡ世にされ、時計塔での数々の難問にあたるハメになってしまったようです。

朝霧カフカ・春河35(著)『文豪ストレイドッグス』 第70話

監禁されていた虫太郎を助けに現れた敦と鏡花。が、そこへ特務課捜査官の坂口安吾が現れます。虫太郎によれば、彼こそが犯罪組織「七號機関」の長であり、捕まれば全員そこで終わりだというのです。

虫太郎の機転により無事建物から脱出した敦たちでしたが、そこへ巻いたハズの安吾が現れます。なんと彼の異能はモノに残った記憶を読み取る記憶抽出能力で、その能力ゆえに敦たちの逃走経路も読み取ることができたのです。追跡する者として、これほど厄介な相手はいないでしょうね。

まさに絶体絶命の敦たちでしたが、やられると思った敦は次の瞬間、なぜか当の安吾に逃走しようと思っていた下水道に突き落とされます。

実は安吾は最初から太宰と手を組んでおり、現在獄中にいる太宰の指令を伝えていたのはほかならぬ安吾だったのです。あとから追いかけてきた異能戦部隊に一芝居うって、安吾は敦たちを助け出します。

引用:朝霧カフカ・春河35(著)『文豪ストレイドッグス』ヤングエース2019年2月号 198ページより

そして安吾が犯罪組織「七號機関」の長であるというのも間違っており、虫太郎が安吾を避けるようにするためにドストエフスキーがついた嘘だったのです。こうなると結局「七號機関」というのがどれくらいの組織なのかは不明のままということですね。

さて、安吾が政府やドストエフスキーたちの目をごまかしてまで得たかったのは虫太郎の持っている情報、それはテロ組織<天人五衰>の構成メンバーとその目標でした。

<天人五衰>のメンバーはドストエフスキーとゴーゴリのほかに凄腕の異能者が二人いて、さらに彼らを束ねる創設者が一人いるとのこと。これまでラスボス級だったドストエフスキーにさらに上がいると聞かせれ敦は絶句しますが、これが真のラスボスとみて間違いないんでしょうか?

そして、<天人五衰>の目的は「国家の消滅」。正確には最終目的の一歩手前だそうですが、それでもえらくスケールの大きい目標です。それを可能にするのが探偵社も嵌められた『頁』の能力。これは探偵社を嵌めたときに一度使っていますが、裏の『頁』を使うことで、あともう一回能力を使うことができるのです。

そして、それは10日後に使われるという虫太郎。あまりの日数のなさに絶望する安吾でしたが、敦と鏡花は逆に希望が持てたのか笑い出します。『頁』の現実改変能力により犯罪者集団にされた探偵社を救う手段が、10日以内に『頁』を奪うことで達成されることがわかったからです。

<天人五衰>から『頁』を奪うことは当然ハードルが高いでしょうが、これまで絶望しかなかった状況に比べればだいぶマシということでしょう。とにかく次回から敦と鏡花は『頁』を奪うための行動を開始します。

三部けい(著)『夢で見たあの子のために』 第18話

コミックスが累計33万部を突破した『夢で見たあの子のために』。まだ3巻しか出ていないんですが前作同様こちらもヒットしているようですから、もしかしたらアニメ化もあるかもしれませんね。

さて、前回刑事の若園に呼び出され喫茶店へと出向いた千里と惠南でしたが、そこで若園がかつて千里たちと同じくもみじ園の入所者だったことを知ります。

さらに若園の父親もまた「火の男」に殺されており、千里と同じく若園の目的もまた「火の男」への復讐だったのです。

どっちが「火の男」へ復讐するかでもめる若園と千里でしたが、これを惠南がビンタで一喝。

引用:三部けい(著)『夢で見たあの子のために』ヤングエース2019年2月号 491ページより

暴走しがちな男たちの、いいストッパー役になっていて素晴らしいですね。いったん仕切り直しということで場所を移します。

場所を変えて改めて話しだす若園。これまで千里の主観で断片的に見られた「火の男」の情報がわかりやすく語られます。

それによると「火の男」の仕事は、反社会勢力の金を奪う強盗や殺人。二人組で普段は日常に溶け込んでおり普通に働いているが【仕事】のときだけ合流おり、しかし単独でも【仕事】をする事もあるとのこと。

行動範囲はほぼ関東近県に限られ、宿は使わず各地にある複数のアジトを持っているらしい。何より「火の男」たちの特徴は尋常じゃない強さで、これは若園の父親が剣道の達人であったのに殺されたことからも明らかだと言います。

凶悪犯罪を繰り返すほど腕がたって用心深く、容易にしっぽを掴めないというのが現在までの警察の状況のようです。

そして肝心の千里の事件。千里自身が自分の身に起きた出来事を把握できていないわけですが、若園によれば千里の家の事件は数ある「火の男」関連の事件の中でも異質であるとのこと。

なぜなら千里の家から盗まれたものはなく、犯行に使われた凶器はいずれも千里の実家に元々置いてあったもので、つまり「火の男」の目的は強盗や殺人ではなかったというのです。さらに「火の男」は玄関で靴を脱いでいるようで、これは「火の男」が千里の両親かあるいはいずれかの顔見知りであるということです。

これまで非常に謎めいた存在だった「火の男」でしたが、若園の情報により一歩、その正体に近づいたような印象です。もちろん警察が調べても容疑者は出てこなかったようですが、千里には父親が残した手帳があります。

最初に見つけたときは何が書いてあるか不明だった手帳でしたが、これが「火の男」に関することだとハッキリしました。当面、千里はこの情報を頼りに「火の男」を追うでしょうね。