「ヤングエース」2019年12月号を買ってきました

マンガ
引用:ヤングエース2019年12月号 2019年11月 KADOKAWA発行 表紙より

毎月のお楽しみ、「ヤングエース」2019年12月号を買ってきたのでピックアップしてレビューしていきます。

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ヤングエース 2019年12月号

表紙は和菓子を題材にした漫画『であいもん』。

浅野りん(著)『であいもん』ヤングエース

引用:ヤングエース2019年12月号 2019年11月 KADOKAWA発行 表紙より

菓子がテーマというのは珍しいですが、色々な和菓子とその関連知識がわかりやすく登場するので、和菓子に馴染みがなくても面白く読める漫画です。

ところで次号(1月号)から『鬼灯さん家のアネキ』の五十嵐藍先生による新作『山田とせんせい』が連載スタートするそうです。

五十嵐藍最新作、山田とせんせい

引用:ヤングエース2019年12月号 2019年11月 KADOKAWA発行 4ページより

『ワールドゲイズクリップス』もそうですが、単なるラブコメとはちょっと違う独特の作風が好きな漫画家なのでとっても期待しております。

浅野りん(著)『であいもん』第41話

今月表紙だった『であいもん』ですが、今月は巻頭カラーでも登場。コミックスも8巻が12月28日発売予定と、ヤングエースの連載陣の中でも古参になってきました。

引用:浅野りん(著)『であいもん』ヤングエース 2019年12月号 28~29ページより

倒れた父に代わり、今度やるお茶会の新作和菓子を担当することになってしまった和。修行初めて一年半、いまだ一つも菓子を任されたこともないのに、いきなり創作和菓子を多くの人に発表することになってしまいテンパる和でしたが、周りに相談しながら「秋」をテーマにした和菓子を作ろうと頭をひねります。

大人数を前にするわけではありませんが根は真面目な和なだけに、テーマについて本を読んで勉強したり試作品を作ってみたりしますが中々うまくいきません。それどころか色々考えすぎて逆に考えがまとまらなくなってきます。

そんな風に悩んでいたところにキッカケを作ってくれたのはやっぱり佳乃子でした。

であいもん、悩む和にアドバイスするのは佳乃子

引用:浅野りん(著)『であいもん』ヤングエース 2019年12月号 51ページより

感じたものをシンプルに表現したほうが和にあっていると言う佳乃子の言葉で余計なことを考えなくなったのか、創作和菓子【夜半の秋】を完成させます。この和菓子でお茶会も無事に乗り切った和。職人としてはまだまだ経験が浅いですが、一つ大きなハードルを乗り越えたように見えますね。

早見和真・大沢形画(著)『小説王』第14話

売れっ子作家の野々宮からどちらが直木賞を獲るかの勝負を挑まれた豊隆と俊太郎。豊隆の新作『エピローグ』に絶対の自信をもっている俊太郎ですが、いくら傑作でも売り方を間違えれば「隠れた名作」扱いとなってしまう可能性があります。

ライバルの野々宮はテレビ・ラジオ・雑誌・インタビュー・Youtubeと考えられるメディア全てに露出して豊隆との直木賞勝負をPRします。また、ベテラン作家の内山さんは書店をいくつも回ってサイン会を開く地道な活動でした。

一方の俊太郎はといえば、まず社内で味方を作るため、営業部の人間に『エピローグ』を読ませました。そもそも豊隆がヒット作を作ったのは昔の話しで世間一般では一発屋と認識されており、それは俊太郎の社内でも例外ではありません。

そこで俊太郎は社内の人間に一人でも多く『エピローグ』を読んでもらい、まず会社の中でうねりを作っていきたいと考えたのでした。もちろん『エピローグ』に絶対の自信があるからですがこの作戦は功を奏したようで、『エピローグ』の初版部数は一万部と豊隆の実績からすれば異例ともいえる数字でした。

そして発売される『エピローグ』。書店での受けも良いようでしたが、12月になると豊隆の元へ『エピローグ』が直木賞の最終選考に残ったという連絡がきます。

小説王、直木賞へノミネートされた豊隆

引用:早見和真・大沢形画(著)『小説王』ヤングエース 2019年12月号 155ページより

ついに直木賞ノミネートまでたどり着いた豊隆。果たして強敵を退けて直木賞を獲ることができるのか、次号が楽しみです。

あと、今回いろいろなメディアに出て宣伝している売れっ子作家の野々宮が、表面上では賞なんて別に・・・という態度をとりながら、実際にはめちゃめちゃ直木賞を欲しがっているのが面白かったです。権威ある賞を獲って世間を見返したいと思うのは一見邪な感じもしますけど、それで努力できる人間はとても少ないですから立派ですよね。

姫乃タカ(著)『STEINS;GATE 0』 第36・37話

『STEINS;GATE 0』のコミカライズもいよいよ大詰め。というわけで今月は一挙2話掲載です。

紅莉栖が死んでまゆりが生きる世界線を選択した岡部でしたが、その話しを当のまゆりに聞かれてしまいます。2036年のことや紅莉栖のことを知ったまゆりが向かったのは未来人である鈴羽のところ。ここで鈴羽はまゆりにすべてを話します。

さすがにショックを受けるまゆりでしたが、鈴羽はまゆりに話しをしながらもあることを決意します。それは岡部を連れて紅莉栖が死んだ日に飛ぶのではなく、未来のまゆりがずっと後悔していた紅莉栖を救うことをあきらめてしまった日に飛んで岡部、というより鳳凰院凶真を復活させることでした。

オペレーション・アークライト

引用:姫乃タカ(著)『STEINS;GATE 0』ヤングエース 2019年12月号 437ページより

シュタインズゲート世界線を目指せるのは鳳凰院凶真しかいないと考えたからこそですが、ここでまゆりも鈴羽の作戦に参加したいと申し出ます。

岡部が紅莉栖を救うことをあきらめてしまったのは世界による度重なる仕打ちによるものでしたが、最後の後押しとなったのはまゆりの存在でした。まゆりが岡部を庇ってこれ以上無理強いさせないよう止めたために、最終的に岡部は紅莉栖を救うことを断念しました。もちろん岡部のことを気遣ってのことでしたが、その後の岡部を見てまゆりもそれが間違った選択だったと考えていたようです。

もう一度鳳凰院凶真に会いたい、その一心で鈴羽に協力することを決意したまゆり。その時、鈴羽に未来のダルから一通のムービーメールが届きます。それは鳳凰院凶真復活のためのオペレーション・アークライトの詳細を説明するものでした。

が、それと同時刻、岡部は@ちゃんねるのオカルト板がハッキングされていること、【Amadeus】のプログラムが記憶データごと消滅していることに気づきます。さらに秋葉原では謎の武装集団が出現。その集団が鈴羽たちのいるラジ館屋上に突如現れ、いきなり襲い掛かってきます。

このあたりの畳みかけるようなシーンの連続は、原作ゲームをやっていても一番面白かったあたりですね。次々と転換していく場面と盛り上がる緊迫感は、本編シュタゲのラウンダー襲撃からタイムリープでの跳躍までのシーンくらい興奮しました。

さて、奇襲を受けまゆりを人質にとられた鈴羽ですが、冷静にスキを突いて一気に7~8人ほどの敵を排除します。本編シュタゲの鈴羽よりも戦闘能力が高く感じますが、行動に一切躊躇がないために一層そう見えるような気がします。

しかし、鈴羽がいくら強くても人数的に勝ち目はありません。まゆりがケガをしてしまい、かなり厳しい状況に置かれてしまいます。そこへ現れたのは、鈴羽たちの前から姿を消していたかがり。まゆりがケガをしているのを見て逆上し、その人間離れした戦闘能力で味方のはずの武装集団を次々と葬っていきます。

元々それなりに戦闘能力が高かったかがりですが、ここでは弾丸を避け、素手で人間の体を引きちぎり、軍用ナイフ一振りで2~3人の人間をぶった切るという、文字通りの怪物じみた動きをみせます。そんなかがりの姿をみて戦慄する鈴羽。戦闘に関してはプロフェッショナルなハズの鈴羽ですが、彼女から見てもこの時のかがりは異常な強さを発揮していますね。

その頃、岡部はラジ館屋上へ向かう階段にいました。そこで出会ったのはなんとレスキネン教授。

今回の黒幕?レスキネン教授

引用:姫乃タカ(著)『STEINS;GATE 0』ヤングエース 2019年12月号 476ページより

【Amadeus】の最後のメッセージからその存在を薄々は予感していましたが、まさか本当にレスキネンが黒幕だったとは。真帆の先生であり留学の目標でもあったレスキネンのまさかの裏の顔を知った岡部は、いったいどう行動するのか。次号に続きます。

タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』 第53話

謎の影の調査をするため、柳洞寺へむかったセイバーと士郎。中へ入ると敵の罠により寸断されてしまいます。

セイバーはアサシンを倒すため士郎に身を守るよう言いつけてアサシンの行方を捜します。普通に戦えばセイバーがアサシンに負けることはあり得ませんが、嫌な予感がする士郎はすぐに強化の魔術で武器を作りセイバーのあとを追いかけようとします。

が、そこへ現れたのが間桐臓硯。士郎を行かせまい、というより始末するつもりで対峙します。これにより、奇しくもサーヴァント同士、マスター同士の戦いが柳洞寺で始まることに・・・。

臓硯相手では未熟なマスターである士郎には荷が重く、一方サーヴァントの戦いでは上記のようにセイバーが圧倒的に有利な状況です。ここはセイバーがアサシンを手っ取り早く倒してしまい、士郎の加勢に向かうというのがもっとも理想的な形でしょう。

そして予想通り、アサシンと対峙したセイバーはあっという間にアサシンを追い詰めます。が、急に足を止めセイバーと向き合うアサシン。

追い詰められたアサシンはセイバーと対峙するが

引用:タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』ヤングエース 2019年12月号 644ページより

実力では絶対勝てないでしょうが、かといって死を覚悟したようにも見えないアサシンの動きは実に不気味です。読者から見ればこのアサシンがランサーやキャスターを葬っているのを見ていますから、もしやセイバーも・・・と得体のしれない不気味さがあります。

続きが気になるところですが、次号へ続きます。

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