「ヤングエース」2020年2月号を買ってきました

引用:ヤングエース2020年2月号 2020年1月 KADOKAWA発行 表紙より

ヤングエース2月号買ってきました。今月は新連載が楽しみなのあったので待ち遠しかったです。

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ヤングエース 2020年2月号

表紙は『ID:INVADED BRAKE-BROKEN イド:インヴェイデッド ブレーキ・ブロークン』。今月からTVアニメも始まるSFミステリ物ですが、コミカライズは一足先に4話まで進んでおります。が、こちらはアニメスタッフがコミックス用に作った物語だそうですので、展開はアニメと異なると思われます。

引用:ヤングエース2020年2月号 2020年1月 KADOKAWA発行 表紙より

付録には楽しみにしていた『であいもん』と『ブスに花束を。』のコラボポスター。

ブスに花束をとであいもんのコラボポスター ヤングエース付録

引用:ヤングエース2020年2月号 付録ポスターより

お正月らしく着物姿のヒロインズはいつもと違って見えて新鮮です。そして、本編に絡んで一果の髪飾りに目がいってしまいますね。

オオイシヒロト(著)『高校事変』第1話

今月から『万能鑑定士Q』でお馴染みの松岡圭祐先生原作の『高校事変』のコミカライズがスタートしました。前作の『万能鑑定士Q』も毎号楽しみにしていた作品でしたので、こちらも期待です。

高校事変のコミックマンガ版の連載がヤングエースでスタート

引用:オオイシヒロト(著)『高校事変』ヤングエース 2020年2月号 24-25ページより

主人公は高校2年の優莉結衣。彼女は一見普通の女子高生ですが、父親が平成の凶悪犯として知られた七つの半グレ集団のトップ・優莉匡太であることから、周りからは厄介者として扱われております。

引用:オオイシヒロト(著)『高校事変』ヤングエース 2020年2月号 30ページより

彼女自身はこれまで問題行動を(知られている限りでは)起こしていないそうですが、その特異な生い立ちから公安から常に監視され、学校が終われば住まいの児童養護施設へ直行しなければならず、以降は翌朝まで外出禁止という非常に制限された生活を送っております。

そんな彼女ですから当然いじめの対象としてクラスのカースト上位から目を付けられており、問題を起こしたくない教師からもなかば見捨てられているという、とても過酷な環境で生活しております。

そんな彼女に唯一友達といってもいい存在がクラスメートで吹奏楽部の濱林澪。

引用:オオイシヒロト(著)『高校事変』ヤングエース 2020年2月号 32ページより

彼女も当初は結衣を怖がっていましたが、自身が担当しているクラリネットがうまく吹けずにいたところ、結衣があらわれてキレイに演奏したことから彼女に興味を持ちました。以後、機会があれば結衣を吹奏楽部にいれようとしますが、結衣にとっては厳しい生活環境の中で唯一、心安らぐ友達なのかもしれません。

そんな生活を送っていた結衣ですが、ある日、学校に総理大臣が訪問することで環境が一変します。総理は同校の田代勇次というベトナム人(日本に帰化した)がバドミントン全国大会で優勝したことで全国的に人気者になったため、自身の好感度アップを狙って彼に会うために高校へと出向いたのです。いかにも政治家らしい動機ですね。

それと田代勇次というキャラがベトナム人で日本に帰化したというのが、いかにも現代にありそうな設定でリアリティあります。余談ですが、日本にいるベトナム人は26万人と、2012年から5倍に増えているそうです。留学生や技能実習生として働きに来る人が増えているようですが、今後は特定技能制度などで家族を呼び寄せることのハードルも下がるでしょうから、田代勇次のように帰化して日本国籍を持つベトナム人も増えるでしょうね。

話しを戻して、総理が学校へ到着し校内へ入ると突然爆発音のようなものが響きます。なんと、銃で武装した集団が学校へと侵入してきたのです(えらい作画適当ですけど大丈夫かな?)。

引用:オオイシヒロト(著)『高校事変』ヤングエース 2020年2月号 89ページより

銃声と叫び声が響く中、なぜか結衣だけは冷静な目をしていました。果たして武装集団の目的はなにか、なぜ結衣はこんなにも冷静でいられるのか、そしてこの事件は結衣と関係があるのか、などなど第1話にして続きが気になって仕方ありません。次号にも期待です。

浅野りん(著)『であいもん』第43話

コラボポスターが付いていた『であいもん』ですが、今月は七五三のお話しでした。近所の女の子が七五三で着物のお披露目してくる可愛い話しだったのですが、ちょっとした事で花かんざしが壊れてしまいます。

泣きじゃくる子供と、その花かんざしを不器用なお母さんが一生懸命直して、本番の写真撮影までに間に合わせるというベタな展開ですが、子供の笑顔がとってもカワイイので展開がわかっていてもほっこりしますね。割とハードなマンガが多いヤングエースの中で、『であいもん』はホッとする安心感があります。

あと、和の扱いがえらい雑だったのが笑った。七五三の男の子あるあるっぽくて良かったです。巻き添えで一果の七五三写真が出回っていることが判明したのも笑えました。この和と一果の距離感が個人的には大好きです。

なごむさん

引用:浅野りん(著)『であいもn』ヤングエース 2020年2月号 303ページより

東冬(著)『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』 第26話

最新コミックスが発売されたばかりの『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』。今月はセンターから―で登場しました。

そのカラーページでは、グレイを誘うロード・エルメロイⅡ世との会話シーン。相変わらず色使いがキレイで、思わずじっくり見てしまいます。

ロードエルメロイ二世とグレイの会話シーン

引用:東冬(著)『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』ヤングエース 2020年2月号 156-157ページより

時計塔でロードにまでなりながら自分は成長していないと語るロード・エルメロイⅡ世。未だになりたかった自分になどまるで近づけていない、だからこそグレイに来てほしいと頼むロード・エルメロイⅡ世ですが、なぜグレイに来てほしいのか、この会話だけだとさっぱりわかりませんね。この辺りの事は、グレイの過去編になればハッキリするんでしょうか。

さて、本編ですが、白銀姫はロード・バリュエレータこそが黄金姫を殺害した犯人だとにらみ、彼女と直接対決に臨みます。アトラム・ガリアスタが攻め入ってきたこのタイミングで、イゼルマから脱出しようとするロード・バリュエレータは確かに怪しいです。

また、今回の黄金姫・白銀姫の成功はバリュエレータの分家であるイゼルマが成功しすぎたと見えなくもない。それが本家の利益になるとは限りませんし、まして黄金姫が亡命していれば管理責任を問われるのはロード・バリュエレータ自身です。こういった推理から白銀姫はロード・バリュエレータが犯人だと睨んだわけです。

が、ロード・バリュエレータは自分が犯人だったとして、だからどうしたと言わんばかりに開き直ります。仮に犯人だとしても、亡命を企んでいた黄金姫を処分したことになんら問題がないと言ってきます。さすがに創造科を率いる長だけあって、冷静で冷徹な言動ですね。

それならば自分もここで殺していけと言い出す白銀姫。これが白銀姫の奥の手のようですが、果たしてこれがどんな結果を招くのか。いよいよイゼルマ編も大詰めになってきました。

三部けい(著)『夢で見たあの子のために』第28話

病院に担ぎ込まれた三つ目を追ってやってきた若園。しかし、病院に着くと同時に爆発が起き、慌てて病室に向かうもそこはもぬけの殻でした。

ここで自分のミスに気が付く若園。実は病室に向かう途中にすれ違った医者と患者が、目当ての火の男と三つ目だったのです。長年追い続けた火の男がすぐ目の前にいたのに気付かなかった痛恨のミスを後悔しますが、あまりにもとっさだったのでこれは仕方ないような気がします。

それよりも、非常に用心深いのに大胆な行動をする火の男というのが、恐ろしいくらい頭のキレる人物だというのが改めてわかりますね。今回、顔を見られている火の男ですが、こんなのものともしないくらいの強敵です。

病院ではまんまと火の男と三つ目に逃げられた若園は、事の顛末を千里に報告します。ここで三つ目である一登が搬送されたときに呟いていた言葉を伝えます。それは“千里、どうして来ない?”というもの。

これはすでに千里が一登のもとにたどり着くためのヒントを得ているということを示しますが、千里には一向に心当たりがありません。当惑する千里に、さらに若園は一登の頭には過去の事件の時に撃たれた弾丸が未だに残っていることも話します。

本来頭部に銃弾を受け弾が摘出されないと鉛中毒になり重篤な状態になるそうですが、一登は奇跡的に無事だったようです。しかし、まったく問題が起きないわけではなく、現在すでに一登には視界の歪みや突然意識を失うといった症状が出ております。このままでは命を落とすことになる可能性もあり、千里は時間がないと一層焦りを募らせます。

一登にあまり時間が残されていないことを悟る千里と若園

引用:三部けい(著)『夢で見たあの子のために』ヤングエース 2020年2月号 144ページより

一方その頃、一登は火の男と一緒に逃走中。彼らの関係性はいまいちわかりませんでしたが、どうやら一登は火の男に恩義を感じてはいるようで、火の男のほうも一登を唯一のパートナーとして見ているようです。

しかし、一登は火の男が千里に手を出すことは許さないとし、火の男にもその気はない様子。お互い信頼もしているようですが、それでも出し抜くために色々お互いを嗅ぎまわっているような言動もありますから、持てる手札は多いほうがいいと考えているといったところでしょうか。いつ殺し合いを始めるかわからない二人ですが、なんとも言えない信頼感もあるみたいですから、実に不思議な関係性です。

武中英雄(著)『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ アガルタの女』第13話

不夜城のアサシンとの闘いも大詰め。不夜城のキャスターにより全員が酷吏となり、さらにそこにアサシンが紛れ込んだため、技量で勝る藤丸たちは思いのほか苦戦します。正面からの戦いであれば藤丸たちが勝つでしょうが、こうした戦術はアサシンっぽくてわりと好きです。

そして、ここへきて不夜城のアサシンの真名が【武則天】であることが明かされます。皇帝特権も持っている正真正銘の女王である彼女ですが、やたらとちっこいのは史実通りなんでしょうかね?

とにかく厄介な戦いを強いられる藤丸たちでしたが、ライダーの助言を思い出し、フェルグスの法具カラドボルグを使ってアサシンを炙り出します。こちらも法具を敵に向けるのではなく地面に撃つことで足場を崩落させるという奇策でしたが、見事アサシンを発見・串刺しにしてしまいます。単に最大火力をぶっぱなすだけじゃないこういう戦闘描写は良いですね。

が、アサシンも腹を刺されながらも自身の法具を解放。フェルグスの機転で外してしまいますが、彼を人質に交渉を持ち出します。Fate本編のアサシンとはだいぶ違って、さすが皇帝だっただけあって優秀ですね。

しかし、そんな状況にもかかわらず、黄金郷の軍勢により城門が破られたと報告が上がってきます。腹を刺されながら“この状況より大変な事か?”と聞くアサシンの姿は中々シュールですね。

引用:武中英雄(著)『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタの女』ヤングエース 2020年2月号 587ページより

測ったようなタイミングで攻めてきた黄金郷ですが、さらにピンチになってしまったアサシン側の出方が楽しみなところで次号に続きます。

タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』 第55話

アサシンの計略にはまり、謎の影に体を蝕まれるセイバー。そこへアサシンは自身の法具でセイバーの心臓を奪い取ろうとします。

体の自由が利かないセイバーにとってはまさに絶体絶命。しかし、ランサーの因果逆転の槍・ゲイボルグをも防いだ自分が、呪腕ごときにやられるわけにはいかないと、最後の魔力を振り絞ってアサシンの腕を切り落とします。

アサシン対セイバー 最後の魔力でアサシンの法具を切り伏せるセイバー

引用:タスクオーナ(著)『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』ヤングエース 2020年2月号 756ページより

すでに勝敗が決している中でもなお戦士としての矜持を見せるセイバーの底力には感心しますね。逆にみっともないのはアサシン。動けぬ相手に法具を使ってなお仕留められないわけですから、これほど惨めな姿もありません。

しかし、ここでアサシンがセイバーの心臓を奪っていた場合、後々セイバーを利用できないと思うんですが、この辺りの設定ってどうなっているんでしょうか。たまたまセイバーがアサシンを退けたから、のちのオルタが登場したということでしょうか。

とにかくセイバーはまさかの敗北。そしてそれに気づかない士郎は未だ臓硯と対峙しており、令呪を使ってセイバーを呼び寄せようとします。この判断があと少し早ければ、セイバーを失わずに済んだのにと思うと悔やみきれませんね。

いずれにせよ、次号ではセイバーを失ったことに気づくことになる士郎が、どのように描写されるのか。気になります。

 

そういえば磨伸映一郎先生の『YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件』が今号で最終回でした。もともと連載回数が決まっていたものですが、Fate関連の色々な漫画家が登場していて面白かったです。

流行りものを積極的に取り入れていくのは他のFateと同じで、最終回でも鬼滅語録を使うなど中々攻めた作品でした。磨伸映一郎先生、お疲れさまでした。

引用:磨伸映一郎(著)『Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件』ヤングエース 2020年2月号 282ページより